事業概要

食品産業の生産性向上により国際競争力を強化するため、AI、ロボット、IoT等を活用した食品の製造・品質管理等の自動化、リモート化技術、さらにはコロナ対策の更なる向上のための非接触型技術を実際の食品製造や飲食店等の現場にモデル的に導入、実証する取組を支援するとともに、より多くの中小企業が導入できるよう、低コスト化や小型化のための改良の取組を支援する事業です。食品製造業・外食産業(以下「食品製造業等」とする)の生産性を対前年比3%以上高めることを目的として、公募を実施しました。 →公募の詳細はこちらをご覧ください。

補助対象事業

公募要領に定める「公募審査基準」に照らした厳正なる審査の結果、「補助対象事業者」として、下記の企業が採択されました。

モデル実証事業

AI、ロボット、IoT等を活用した食品の製造・品質管理等の自動化、リモート化技術、さらにはコロナ対策の更なる向上のための非接触型技術を実際の食品製造や飲食店等の現場にモデル的に導入、実証し、生産性向上を図る計画を対象とします。

・株式会社カネニニシ(コンソーシアム)
・クニヒロ株式会社(単独の事業者)
・株式会社佐勇(単独の事業者)
・株式会社𠮷野家(単独の事業者)
・株式会社すかいらーくホールディングス(単独の事業者)

改良事業

AI、ロボット、IoT等を活用した自動化技術等を、業界の大宗を占める多くの中小企業が導入できるよう、低コスト化や小型化に関する改良の取組を行い、生産性向上に資する計画を対象とします。

・株式会社ホームデリカ(単独の事業者)
・株式会社石巻アパラタス(コンソーシアム)
 →事業の詳細はこちらをご覧ください。
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採択事業例

株式会社すかいらーくホールディングス
後工程(梱包・検査・出荷ライン)の自動化 ~協働ロボットとAI技術の導入による高効率・省スペース生産の実現~

クニヒロ株式会社
牡蠣フライ製造ラインでの高難易作業を自動化するAI技術活用 ~業界の共通課題を解決し省力化を実現、海外拡販のための土台を築く~

株式会社佐勇
天候等による圃場での農産物廃棄を防ぐAI生産システム ~廃棄情報から、生産者と飲食店をつなぐAI開発~

株式会社𠮷野家
使用後食器の浸水・ラッキング工程の自動化に向けたロボット開発 ~生産性向上と、従業員の心理的負担の軽減の実現へ向けて~

株式会社カネニニシ
鰹節製造の自動化を実現した先進的・衛生的な工場へ向けたトータルシステムの構築 ~生切り工程からの工程間搬送の自動化、ストック・管理と籠立て及び煮熟工程の完全自動化~